現役!理学療法士が教える30の腰痛改善法

日本人の80%が経験したことがある腰痛。体の専門家である理学療法士からの視点から、その改善方法をお伝えします。


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腰に負担のかかる姿勢

腰に負担のかかる姿勢って何?

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腰痛を改善するために知っておく必要があることは「いったいどんな姿勢が腰に負担をかけているのか?」ということです。

下記のグラフをご覧ください。

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これは腰にかかる負担を数字で示したもので、まっすぐ立っている姿勢において腰にかかる負担を100としたときに、その他の姿勢ではどうかというものを表しています。

 

上記の図が示すように、

1番腰へ負担のかかる姿勢は「座った状態で前へかがみ、物を持つ」です。これは、真っすぐ立っている姿勢の2.7倍の負担が腰にかかります。

2番目は「立った姿勢で前かがみになり、物を持つ」で2.2倍

3番目は 「座った姿勢で前へかがむ」で1.8倍

4番目は「立った姿勢で前へかがむ」で1.5倍と続いています。

 

腰に負担をかける姿勢は、ズバリ「前かがみ姿勢」!

これらの結果からわかることは「前かがみ姿勢」はとても腰への負担が大きいことがわかります。  私たちは仕事や日常生活において、何か物を持ち上げたり、拾ったり、重い物を運んだりという作業は必要不可欠ですよね。お仕事柄デスクワーク中心の方も多いと思います。

デスクワークだと気が付くと座った姿勢で前かがみ(立ち姿勢の1.8倍)になっていることって多いですよね?実は、私もそうです・・・。まさにその時、自分の腰は上の図のように大きな負担をうけ、悲鳴を上げているのです・・・。

これは、一刻も早く予防策をとらないといけないですね。腰痛は一度起こってしまうと治すのに時間もかかりますし、再発する可能性も出てきます。何よりも予防が重要です。この図の数値を見れば見るほど、いかに私たちの身近に「腰痛」が潜んでいて、予防が大変重要なことかということがおわかりいただけると思います。

 

 


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