あなたは反り腰?まずは反り腰チェックを行いましょう
反り腰といものを知っていますか?反り腰とは腰が反っていてお尻が後ろへ突き出ているように見える姿勢のことです。もしかしたら、あなたは反り腰かもしれません!まず、はじめに「反り腰のチェック」をしてみましょう 。
反り腰チェック
①壁に背中をくっつけてみましょう(頭と足も壁にくっつけます)。
②壁と腰の隙間に手を入れてみましょう。
いかがでしたか?
手のひら1枚分の隙間であれば、あなたは反り腰ではありません。
手のひら1枚分以上の隙間があれば、あなたは反り腰です。
現代において、反り腰の人はたいへん多いです。反り腰では腰痛が起こったり、骨盤が歪むなど様々な症状が現れます。これから反り腰になった場合、いったいどのように対処すればいいのか、ご説明したいと思います。私の理学療法士の知識と経験があなたのお役に少しでも立てるよう、心を込めて書きますので、どうぞ最後までご覧いただけたら嬉しいです^^
反り腰とは?
反り腰という名前を聞いたことがありますか?反り腰とは腰の骨(腰椎といいます)の前弯カーブがきつくなっている状態のことを言います。反り腰の人は胸を張って前に突き出し、腰は後ろに突き出したような姿勢になります。実はこの反り腰の人は意外と多くて、自分の友人や同僚、待ち歩く人の姿勢を見てみてください。そんなに珍しい状態ではないということに気付くと思います。
この反り腰を男女で比べると圧倒的に女性の反り腰が多いです。これは女性がヒールの高い靴を履いていることと、内股で歩いていること、自分で姿勢を正そうとして胸を前に突き出すように張ること、これが原因にとなっています。
このような自覚症状はありませんか?
あなたは下記のような自覚症状はありませんか?
・仰向けで寝ると、床と腰の隙間に手が入る
・仰向けで寝るのがつらいので、横向きで寝ている
・猫背気味
・肩の位置よりも後ろに耳がある
・腰痛がある
・肩こりがある
・太っていないのにお腹がポッコリ出ている
反り腰である人はこれらの自覚症状をもっていることが大変多いです。反り腰とは腰のカーブが強くなっている状態なので、反り腰のまま無理な姿勢や動作を続けていくと「腰痛」を引き起こします。また、反り腰では骨盤も歪むため、腰痛以外にも猫背・お尻が垂れる・下半身太り・下っ腹が出る・肩こりなど様々な身体の異常・変化が起こってきます。
せっかく姿勢を良くしようと、頑張って背筋を伸ばし胸を張っていたのに、知らず知らずのうちの反り腰になってお尻が後ろに突き出てしまうという不格好な姿勢になってしまっていたのです。これは、トホホですね。
反り腰は改善しますか?
大丈夫です^^反り腰は改善します。腰の筋肉のストレッチや柔軟体操、筋トレを行うことで改善することが出来ます。しかし、ここで重要なことは自己流の方法ではなく運動学や解剖学に基づいた正しいストレッチや筋トレを行うことです。
反り腰の人が行う必要のあることを下記の4つにまとめました。
①反り腰を治す筋肉のストレッチ
②反り腰を治す柔軟体操
③反り腰を治す筋トレ
④反り腰にならない正しい姿勢を知ること
上から順番にご説明していきたいと思います^^どうぞ、最後までお付き合いください。反り腰は骨格もゆがみますし、腰痛や肩こりの原因にもなります。一緒に頑張って反り腰を治しましょう!