現役!理学療法士が教える30の腰痛改善法

日本人の80%が経験したことがある腰痛。体の専門家である理学療法士からの視点から、その改善方法をお伝えします。


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ぎっくり腰

②ぎっくり腰の原因とは?

更新日:

私たちを突然の激痛で苦しめるぎっくり腰。ぎっくり腰の原因は何なのでしょうか?こちらの記事ではその原因を探っていきましょう!どうぞ、お付き合いください^^

 ぎっくり腰は原因は何?

ぎっくり腰の原因は何なのでしょうか?では、まず原因を探るために、腰を構成する組織とはどのようなものなのか確認してみましょう^^

以下に代表的なものを5つあげます。

・背骨の腰部分にあたる「腰椎」

・腰椎と腰椎の間にある「椎間板」

・腰椎と椎間板が作り出す「関節」

・腰周囲の「筋肉(腹筋・背筋・腸腰筋・脊柱起立筋など)」

・腰椎を支える「靭帯」

これらのもので腰は構成されています。

この腰を構成している「腰椎」「椎間板」「関節」「筋肉」「靭帯」に何らかの外力が加わわり、腰にねんざ(捻じれたり・軽微な損傷)が起こると、ぎっくり腰が発症します。これが原因です。

ぎっくり腰はどのようなときに起こる?

ぎっくり腰の原因がわかりましたね。では、具体的にどのようなとき・場面で起こるのでしょうか。ぎっくり腰というと、とても重い物を無理をして「えいっ!」と、持ち上げた時に起こるようなイメージがあると思います。 確かにこのときにもぎっくり腰になることは多々あります。  しかし、実際は普段から持っているような物、重くない物でも起こす人がたくさんいます。それはどのような動作なのでしょうか?原因となる場面について確認していきましょう。

 ぎっくり腰を引き起こす原因となる動作とは?

では、日常生活においてどのような場面でぎっくり腰を起こしやすいのでしょうか?これらを知ることが、予防につながります^^

日常生活では下記の4つの姿勢をとっているときに、ぎっくり腰に注意が必要です。

①無理な前かがみ姿勢をとっているとき

②勢いよく姿勢を変えるとき

③体を捻じっているとき

④寒さで筋肉が硬直しているとき

どうですか?思い当たる場面はありましたか^^?それは、具体的にどの様な動作でしょうか。

原因となる動作場面について、具体的な例をあげて確認していきましょう!

原因動作① 重い物を持ち上げるとき

原因動作② 床の物を拾うとき

原因動作③ くしゃみをしたとき

原因動作④ 勢いよく振り返るとき

原因動作⑤ 勢いよく立ち上がったとき

原因動作⑥ 朝、布団から起き上がるとき

原因動作⑦ 布団を出し入れするとき

原因動作⑧ 首と肩で携帯電話を挟みながら、床の物を拾う動作

原因動作⑨ 野球やゴルフなどでスイングをするとき(体を捻じる動作)

原因動作⑩ 長時間、中腰で掃除をして、その後背筋を伸ばしたとき

原因動作⑪ 寒い場所で長時間座っていて、立ち上がった瞬間    など

このように私たちの日常生活の中にはぎっくり腰に注意が必要な動作が意外とたくさんあります。  そしてそれは特別な動作ではなく、普段から何気なく行っている動作ばかりなのです。  上でも述べましたが、

①無理な前かがみ姿勢をとっているとき

②勢いよく姿勢を変えるとき

③体を捻じっているとき

④寒さで筋肉が硬直しているとき

この4つの点に十分注意をしましょう。


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