ぎっくり腰3の記事でぎっくり腰になったときにすることを5項目にまとめました。
①ぎっくり腰の応急処置
②ぎっくり腰の応急処置 番外編~コルセット~
③ぎっくり腰での温湿布と冷湿布の正しい使い方
④ぎっくり腰になったときに行うストレッチ
⑤ぎっくり腰を予防するためには
これらをぎっくり腰になった人は行う必要があります。この記事では③ぎっくり腰での温湿布と冷湿布の正しい使い方についてご説明していきたいと思います。
ぎっくり腰の正しい湿布の使い方
ぎっくり腰になったときに湿湿布・冷湿布どちらを使えばいいの?と困る方は大変多いと思います。 どちらの湿布が正しいのでしょうか?
答えは・・・「温湿布・冷湿布、両方とも使います!」
どちらの湿布も使いますが、温湿布と冷湿布では使うタイミングが全く異なります!!
しかし、現状はタイミングを間違えて使っている人がたいへん多いです。湿布を使うタイミングを間違えてしまうと、せっかく良かれと思い湿布を使ったのに、それが逆効果となってしまいますので、適切なタイミングを知ることが重要です。
では、具体的にいつのタイミングで温湿布・冷湿布を使えばいいのか説明していきたいと思います。 こちらの内容はすごく重要ですので、一緒に勉強していきましょう!
ぎっくり腰で冷湿布を使うタイミングとは?
冷湿布を使うタイミングは急性期の腰部に強い痛みと炎症反応が起こっているときです。出来るだけ早い段階で腰を冷やすことが重要です。詳しくは、こちら(ぎっくり腰の応急処置)で説明していますのでこちらをご覧ください。
ぎっくり腰の強い痛みには個人差がありますが、2~3日で一旦治まることが多いですので、その2~3日間を急性期の状態を考え、この期間は冷湿布を使用するようにしましょう。
ぎっくり腰で温湿布を使うタイミングとは?
温めることが出来るタイミングは腰の激痛が一旦治まってからとなるので、急性期の炎症状態が治まる4~5日後からとなります。
温湿布を使う前には下記の4つの項目を確認します。
①腰に強い痛みがないか?
②腰が熱をもっていないか?
③腰に腫れがないか?
④腰に赤みがないか?
この4つの項目は急性期の炎症状態が無いことを確認する項目です。必ず、これらが無いことを確認した後に温湿布を使用していきます。 温湿布には消炎鎮痛の作用のある成分や血流を改善する成分が配合されているものが多く、炎症が治まったあと、これから体を動かしていく!というタイミングで使用すると大変効果的です。
間違っても、まだ腰に炎症があるとき(上の4つの項目の状態の時)には温湿布は使わないように注意してください。しかし実際には、間違ったタイミングで湿布を使っている人が多いのが現状です。身近な人でも間違った使い方をしている人がいると思います。
正しいタイミングで温湿布を使用することは、痛みを和らげ、血流を改善させますので、筋肉や関節も動かしやすくなってきます。そうすると、体も楽に動かせるようになります。
温湿布と冷湿布を間違ったらどうなるの!?
もしも、炎症を起こしている急性期(目安は2~3日:これには個人差があります)に温湿布を使用してしまうと、炎症状態を長引かせてしまうことになりかねません。そうなると、いつまでも腰の痛みに苦しめられることになります。せっかく、湿布を準備して使ったのに、結果的に逆効果になってしまった・・・・これでは悲しいですよね。でも、使用するタイミングさえ正しく理解しておけば、温湿布と冷湿布を効果的に使うことが出来ます。
このように冷湿布と温湿布では使用するタイミングが全く違います。湿布をご使用になる際には、一度この記事の内容を参考にして頂ければと思います。身近な人でも「どっちの湿布を使えばいいの?」と悩んでいる人がいると思います。その時は、ぜひ教えてあげてください^^
まとめ
1、急性期は冷湿布
2、それ以降は温湿布
簡単ですね ^^♪
次は、ぎっくり腰になったときに行うストレッチの方法を解説しています。実践的な内容になっていますので、ぜひ目を通してみてください^^