自分がストレートネックなのかチェックをしていない方はコチラ(ストレートネックチェック)からどうぞ^^
ストレートネック2の記事でストレートネックを治すために行う必要のある5項目を紹介しました。
治し方① タオル枕
治し方② 首カーブストレッチ
治し方③ テニスボールストレッチ
治し方④ 首と肩のストレッチ・体操
治し方⑤ 生活習慣の改善
今回の記事では②首カーブストレッチについてご紹介したいと思います。
ストレートネックを治すために必要なストレッチ
先ほどの記事ではタオル枕を使って、ストレートになった首の骨(頸椎)のカーブを作る方法をご説明しましたね^^今回の首カーブストレッチも目的はタオル枕と同じで、「ストレートになった首のカーブを作ること」です。タオル枕は職場や学校などの出先では行えませんよね。それがタオル枕の欠点です。でもこれからご紹介する首カーブストレッチでしたら、道具も寝っ転がる場所も不要なので、職場でも学校でもどこでも行うことができます^^
首カーブストレッチ 初級編
名前の通りストレートになった首を本来あるべきカーブ方向に向けてストレッチをしていきます。方法はとっても簡単です。
1、椅子に腰掛け、後頭部の後ろで手を組みます。
2、天井を見るようにあごを上に向けます。10秒を3セット行いましょう。
天井を見上げるとき、体が後ろに倒れないように注意しましょう。首カーブストレッチの目的は首のストレッチです。体も一緒に後ろに倒れてしまっては効果が半減してしまいます。あごを天井に向けて突き出すようなイメージで行ってみましょう。
首カーブストレッチ 中級編
この方法は上の初級編よりも大変なので、初級編で慣れてきたら、こちらの中級編に移行するようにしてください。
1、椅子に腰掛け、後頭部の後ろで手を組みます。
2、天井を見るようにあごを上に向けながら、同時に後頭部で組んでいる手で頭を押します(押し合いをしているイメージです)。また、この時に息を止める人が多いですが、息は止めないように中止しましょう。
3、5秒間押し合い、その後は全身の力を抜くように脱力します。これを3セット実施しましょう。
首カーブストレッチの初級編でもお伝えしましたが、天井を見上げるとき、体が後ろへ倒れないように注意しましょう。この運動の目的は首ですので、体が後ろへ倒れてしまうと効果が半減してしまいます。
ストレッチの途中で痛みが出たり、気分が悪くなった場合は速やかに中止し、無理はしないようにしましょう。
首カーブストレッチの効果
首カーブストレッチにはこのような効果があります。
・首の骨のカーブが作られる
・首の筋肉がストレッチされる
・首の日ごろ使わない筋肉が使われる
・首の骨の圧迫が解消される
・首の関節の可動域が広がる
ストレートネックは首の骨(頸椎)のカーブが消滅して、ストレートになっている状態です。そうなると首げの負担が大きくなり、肩こりや首の痛み・頭痛などを引き起こしています。まず、第一に行う必要のあることは「首のカーブを作ること」です。カーブができれば首の負担は軽減され、肩こりなどのストレートネックの症状も治ってきます。
何よりも重要なことは継続してストレッチに取り組むということです。ストレートネックを治すために、一緒に頑張りましょう^^!