現役!理学療法士が教える30の腰痛改善法

日本人の80%が経験したことがある腰痛。体の専門家である理学療法士からの視点から、その改善方法をお伝えします。


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筋・筋膜性腰痛 トリガーポイント

②筋・筋膜性腰痛の症状

更新日:

さきほどの記事では、筋・筋膜性腰痛は「筋肉の使い過ぎと、疲労の蓄積によって起こる腰痛」とお話ししましたね。では筋・筋膜性腰痛の症状とはどのようなものなのでしょうか? 

 

筋・筋膜性腰痛の症状とは?

筋・筋膜性腰痛の主な症状は痛みしびれです。また、筋・筋膜性腰痛では痛みとしびれが起こる場所は腰だけではなく、背中や足にも起こることが高頻度でみられます。これは筋・筋膜性腰痛の大きな特徴と言えます。痛みは大変強いものも多く、人によってはナイフが刺さっているような痛み・腰が何かにつぶされているような痛みという風に表現されることもあり、重度なものになると座ること・歩くことが困難になるケースもあります。

 

 

筋・筋膜性腰痛の診断方法

筋・筋膜性腰痛は骨折していたり、神経が飛び出ていたりするようなものではないので、一般的に行われる検査のレントゲンやMRI、血液検査では異常が見られません。筋・筋膜性腰痛ではトリガーポイント(圧痛点)と呼ばれる筋肉のコリのような硬いものが筋肉内に出来ます。このトリガーポイントが筋肉内に存在していて、そこを圧迫すると腰の痛みやしびれが現れるようであれば、それは筋・筋膜性腰痛であると言えます。

 

しかし、専門家でなければ筋・筋膜性腰痛の診断、トリガーポイントを探し当てることはなかなか出来ません。身体の筋肉の分布を熟知していない一般の人が自分の体を触ってトリガーポイントを探し出すことは大変困難です。

 

 

 じゃあ

私たちはトリガーポイントを見つけ出せないの?

全身の筋肉にできる可能性のあるトリガーポイントですが、もしも、トリガーポイントが出来やすい場所をあらかじめ知っていればどうでしょうか?やみくもに自分自身の体からトリガーポイントを探すのではなく、出来やすい場所を知っていたら探すことが出来そうですよね?

 

実はトリガーポイントには出来やすい場所があるのです。これをしっかりと勉強していれば、それをもとに自分の体にできたトリガーポイントを探し出すことができます。トリガーポイントができている場所が分かれば治療を行うことが出来ます。

 

筋・筋膜性腰痛の改善にはトリガーポイントの発見とその治療が必須です。

  

 

筋・筋膜性腰痛を改善するために必要なことは?

筋・筋膜性腰痛を改善させるには下記の6項目について勉強する必要があります。

 

①トリガーポイントって何?

②トリガーポイントのできやすい場所を知る

③トリガーポイントの治療方法

④トリガーポイントのストレッチ

⑤トリガーポイントのテニスボールマッサージ

⑥トリガーポイントの温熱療法

 

筋・筋膜性腰痛の人はこの6項目について勉強する必要があります。次の記事からこの①~⑥についてご説明したいと思います。

 

筋・筋膜性腰痛は筋肉の病気です。筋肉は骨や神経・内臓の病気と違って、体の表面から自分で触れることが出来ます。しっかり勉強して正しい治療方法を知れば、自分でも治療が出来ます。少し長くなりますが、筋・筋膜性腰痛の改善方法についてご説明していきますので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

 

今、こちらの記事をご覧下さっているあなたの筋・筋膜性腰痛が少しで早く良くなることを願っています!一緒に頑張りましょう^^

 

 


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-筋・筋膜性腰痛, トリガーポイント

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