筋・筋膜性腰痛2の記事で筋・筋膜性腰痛をを改善させるために勉強する6項目のご説明をしました。おさらいすると下記となします。
①トリガーポイントとは何?
②トリガーポイントのできやすい場所を知る
③トリガーポイントの治療方法
④トリガーポイントのストレッチ
⑤トリガーポイントのテニスボールマッサージ
⑥トリガーポイントの温熱療法
この6項目を筋・筋膜性腰痛の人は勉強する必要があります。この記事では⑤トリガーポイントのストレッチの方法について勉強していきたいと思います。筋・筋膜性腰痛の治療にはトリガーポイント治療はかかせません。ぜひ、一緒に勉強しましょう^^
トリガーポイントに対するテニスボールマッサージ
先ほどの記事(筋・筋膜性腰痛6 トリガーポイントはのストレッチ)ではトリガーポイントができた筋肉をストレッチして、緩めることで血流を改善させ、トリガーポイントから誘発されている痛みを楽にするという方法をご説明しました。
今回の記事は、筋肉内のトリガーポイントに対して直接働きかけていく方法です。本来であればトリガーポイントに対して専門家が適切な圧迫をかけて治療していくのですが、専門家の治療を受けに行くことができない人もいると思います。
そこで、今回ご説明する方法が大変役に立つのです!自分で出来て、しかも自宅で治療できる方法を今からご説明したいと思います^^
テニスボールを使ったマッサージのルール
テニスボールを使って、トリガーポイントができている場所を圧迫していきましょう。こちらの記事(筋・筋膜性腰痛4トリガーポイントのできやすい場所)で勉強した内容と照らし合わせながらご説明したいと思います^^
今、こちらをご覧くださっている方は自分の痛みがある場所とイラストの赤色の部分が一致している場所はないか?確認しながら見てみてください^^一致している場所があれば、そこにトリガーポイントができているかもしれません!!そこに対してテニスボールマッサージを行ってさい。
また、テニスボールで圧迫する時間は30秒~2分程度が必要です。それよりも短いと効果を得られにくですが、強い痛みが出るようであれば時間を短くしてください。痛みを我慢して、体に力が入ってしまっては、マッサージにならないので、力を抜いた状態でマッサージ可能な時間に調整しましょう。
専門家でなければトリガーポイントを的確に探し当てることは困難ですので、おおよその場所にテニスボールを当て、その周辺もマッサージしてみましょう。
①腸腰筋(ちょうようきん)のトリガーポイント
上記の赤色の部分に痛みがある人は腸腰筋にトリガーポイントができている可能性があります。×印のある場所がトリガーポイントができやすい場所です。まず、触って確認し、テニスボールでマッサージをしましょう。
②腸腰肋筋(ちょうようろくきん)のトリガーポイント
上記の赤色の部分に痛みがある人は腸腰肋筋にトリガーポイントができている可能性があります。×印のある場所がトリガーポイントができやすい場所です。まず、触って確認し、テニスボールでマッサージをしましょう。
③大殿筋(だいでんきん)のトリガーポイント
上記の赤色の部分に痛みがある人は大殿筋にトリガーポイントができている可能性があります。×印のある場所がトリガーポイントができやすい場所です。まず、触って確認して、テニスボールでマッサージをしましょう。
④中殿筋(ちゅうでんきん)のトリガーポイント
上記の赤色の部分に痛みがある人は中殿筋にトリガーポイントができている可能性があります。×印のある場所がトリガーポイントができやすい場所です。まず、触って確認し、テニスボールでマッサージをしましょう。
⑤小殿筋(しょうでんきん)のトリガーポイント
上記の赤色の部分に痛みがある人は小殿筋にトリガーポイントができている可能性があります。×印のある場所がトリガーポイントができやすい場所です。まず、触って確認し、テニスボールでマッサージをしましょう。
⑥ハムストリングのトリガーポイント
上記の赤色の部分に痛みがある人はハムストリングにトリガーポイントができている可能性があります。×印のある場所がトリガーポイントができやすい場所です。まず、触って確認し、テニスボールでマッサージをしましょう。
⑦梨状筋(りじょうきん)のトリガーポイント
上記の赤色の部分に痛みがある人は梨状筋にトリガーポイントができている可能性があります。×印のある場所がトリガーポイントができやすい場所です。まず、触って確認し、テニスボールでマッサージをしましょう。
⑧腰方形筋のトリガーポイント
上記の赤色の部分に痛みがある人は腰方形筋にトリガーポイントができている可能性があります。×印のある場所がトリガーポイントができやすい場所です。まず、触って確認し、テニスボールでマッサージをしましょう。
いかがでしたか?トリガーポイントは的確に探し出すことが難しいので、今回のようにテニスボールを使ってトリガーポイントが形成されやすい場所(イラストの×印)とその周辺もマッサージすることで、トリガーポイントから誘発される痛みを楽にしましょう^^
イラストは『Myofascial pain and Dysfunction The Trigger Point Manual』 より引用 させていただきました。