猫背矯正法1の記事では自分の猫背がどのタイプの猫背なのか確認しましたね。まだ、自分の猫背タイプがわからない人はコチラ(猫背矯正法1 あなたの猫背は何タイプ?)から猫背タイプチェックを行ってみましょう。
3つの猫背タイプに共通して行う必要のある項目は下記の4つになります。骨盤の前傾タイプ・後傾タイプの人は⑤⑥をそれぞれ行っていきます。
①猫背になった背中の矯正
②硬い筋肉のストレッチ
③猫背矯正に必要な筋トレ
④日常生活中で猫背にならない姿勢矯正
⑤「骨盤の前傾タイプ」の人の骨盤体操
⑥「骨盤の後傾タイプ」の人の骨盤体操
この記事では猫背矯正に必要な④日常生活中で猫背にならないし姿勢矯正の方法についてご説明していきます。どうぞ、お付き合いください^^
猫背にならない正しい姿勢とは?
猫背姿勢を矯正するためには、まず正しい姿勢を知る必要があります。これから猫背姿勢と正しい姿勢の2種類の写真をお見せします。2種類の写真を見比べてみましょう。そして、自分自身の姿勢がどっちに近いか考えてみましょう。
<猫背の写真(立ち姿勢と座り姿勢)>
<正しい姿勢(立ち姿勢と座り姿勢)>
いかがでしょうか?どちらの姿勢が美しいのかは一目瞭然ですよね。
正しい姿勢とは
横から見たときに「耳孔」ー「肩」-「股関節(大転子)」ー「ひざ」-「くるぶしの前方」が一直線に並んでいて、腰の上に肩、肩の上に頭がきちんと位置している状態です。猫背姿勢になると、本来であれば腰の上に肩が位置し、肩の真上の位置に頭があるはずですが、肩も頭も位置が前方に飛び出してしまいます。
上記の写真を参考にしてもらい、立っているときと座っているときの姿勢が猫背にならないように意識しましよう。ポイントは「腰の上に肩、肩の上に頭」です。簡単ですね^^
日常生活の中で猫背になりやすい2場面
日常生活の中で猫背になりやすい場面が2つあります。
①スマホ中
②パソコンをしているとき
この2つの場面では猫背率がとても高いです(ストレートネックにもなりやすいです。ストレートネックの治し方についてはこちらをご覧ください^^)。電車に乗ったときに周りの人を見てみましょう。スマホを使っている人が多いですよね。9割以上の人が猫背姿勢でスマホをしていませんか?また、会社などでパソコンをしているとき、上司・部下・同僚の姿勢をどうですか?高確率で猫背になっているでしょう。
この2つの場面(スマホ・パソコン)が猫背になりやすい理由は、操作や画面を見るために下を向く必要があるからです。下を向くと、自分自身で意識をしていないと自然と猫背になってしまいます。
正しいスマホ中の姿勢
スマホを見るときは下記の写真のように姿勢を正しましょう。首が前に飛び出ないように、腰の上に肩、肩の上に頭が位置するように意識します。もっと良い姿勢は下記の写真のようにスマホを持っている手を少し上にあげた姿勢です。すると更に猫背姿勢は強勢されます。
正しいパソコン中の姿勢
パソコン姿勢でも下記の写真のように腰の上に肩、肩の上に頭が位置するように意識をしましょう。椅子に深く腰をかけると背筋を伸ばしやすくなるので、猫背を矯正しやすくなります。
このように、自分自身で意識することが重要です。写真を参考にして頂いて、猫背になないように意識して生活してみましょう^^
次の記事では猫背姿勢に加えて、骨盤の前傾・後傾がある人の骨盤の歪みを矯正する方法についてご説明していきます。もし、あなたの猫背に骨盤の歪みも加わっていたとしたら、骨盤の矯正もきちんとしてあげないと猫背は治りません。猫背矯正法の記事もあと少しです。読んでいただけると嬉しいです^^